監視カメラ

監視カメラの前で…

お店やオフィス、公共の道路や街頭のいたるところに監視カメラが設置されている。
犯罪の記録や事故があった時の一部始終を記録として残すメリットがあるため
セキュリティや安全面、防犯などの観点から監視カメラを設置する意義があると思う。
監視カメラはだいたい人の手が届かない天井など全体が分かるように高い位置に設置されていることが多い。
上を見上げて見渡せば、監視カメラがあることに気づくだろう。
エレベーターの中にも監視カメラがあるのだが
自分がやんちゃだった大学生の頃、目線を監視カメラに合わせピースサインをしたことがある。
その時一緒にいた友達も悪ノリして監視カメラにピースサインしたのだ。
友達の中には社会性があり常識な人もいたため、その友達に「怪しい人だと思われるぞ」と注意され
それはまずいと思いすぐにやめた。
「俺の生きた証を監視カメラに残すんだ!!」とそんな馬鹿な理由で監視カメラにピースサインをする馬鹿なことをしてみたが
一線を越えるようなことはしなかったので結局自分は臆病であった。
しかし悪いいたずらをしてはいけないのである。あの時、注意してくれる友達がいてくれてよかった。
バイトや飲食店で悪いいたずらをした動画をSNSで投稿して炎上するバカッターが世間で話題になっている。
友達や家族だけでなく企業にとっても損害を与えかねないので迷惑行為はしてはいけない。
ネットで名字や名前や住所、それだけでなく学校、両親の仕事先のあらゆる個人情報が特定され
さらには被害に応じて企業側から生涯支払い切れないほどの損害賠償を請求される恐れがあるだろう。
その迷惑行為ひとつするだけで人生のすべてを失ってしまうので絶対にするべきではない。
Twitterは現在名称をx(エックス)と変更されたが、SNSを利用する時は十分注意する必要がある。
後先のことを考えず非行に走る思慮が浅い人はこの世にたくさんいて、世間でバカッターがたたかれていても
それでもなお減らないばかりか増えていってしまっている。
監視カメラには証拠が残るため警戒心を高め、犯罪を未然に防ぐ効果があるが、バカッターのように有名になりたいと思い
自ら迷惑動画を投稿して自らをさらけ出すような人には効果がない。
だが監視カメラを見て思ったのがバカッターに対しそばに止めてくれる人や注意、監視する人が必要ではないかと思った。
教育を通してやっていいこととと悪いことの区別をつけ、各人がお互い注意を促し責任を持つことができ、
そのリスクを自分で考えられるようになっていけば迷惑行為やSNSでの悪質な投稿が少しは減っていくと思う。
それでも非行に走りバカッターをするような人が出たならその人を温かい目で見届けよう…。

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